Little Satori Psychotherapy

日本語でのセラピー

気持ちを言葉にすることが難しかったり、静かに抱え込んできた経験があるかもしれません。
ここは、日本語で安心して立ち止まり、自分の気持ちや経験を少しずつ整理していくための空間です。

はじめまして

はじめまして。臨床心理士の友安ジュリアシルべイラです。

私は日本で青年期までを過ごし、東京で数年間働く中で、日本の豊かな文化や習慣に触れながら育ってきました。ブラジルと日本の両親を持ち、その後アメリカで20年間暮らしてきた経験があります。

これまで3つの言語でセラピーを提供し、マルチカルチュラル(多文化)な環境で生きてきた経験から、「アイデンティティの葛藤」「自分の居場所をどう見つけるか」、そして「自分を本当に愛し、理解するとはどういうことか」というテーマに深く関心を寄せてきました。

科学的な視点と、個別性を重んじるアプローチ

日本では、医療保険の仕組みなどの背景もあり、心理療法(カウンセリング)が日常的なものとしてまだ十分に浸透していない現状があります。「心理療法って具体的に何をするのだろう?」と疑問に思う方も多いかもしれません。

私は、化学、神経科学、心理学、そして文化的洞察を組み合わせ、科学的根拠(エビデンス)に基づきながら、人間の脳・感情・意識・思考を探っていくアプローチを行っています。

科学者のように客観的・論理的に思考しつつも、一人ひとりの独自の人生や経験を何よりも大切にしています。脳や感情の仕組みを分かりやすく紐解きながら、それを実践的で、あなたに合わせた思いやりのある治療へと変換していきます。

しなやかさを取り戻し、自分だけの「小さなさとり」へ

セラピーでは、エビデンスに基づいたACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)やトラウマに配慮したアプローチを軸に、必要に応じて様々な技法を組み合わせます。クライアントが「心理的なしなやかさ」や「思考の柔軟さ」を取り戻していくプロセスを、そっと支えるのが私の役割です。

人生が混沌としているときにも、あなたの中に眠る力が自然と戻ってくるよう、静かに寄り添います。

私とのセラピーは、一緒に考えながらゆっくり進めていくスタイルです。文化的背景にも細やかに気を配り、穏やかな対話を大切にしています。トラウマからの回復や感情の波との付き合い方をサポートしながら、あなたが自分だけの「小さなさとり(気づき)」を見つけられるよう、一歩ずつ共に歩んでいくことを大切にしています。

ACTとは?

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は、わき起こる感情や思考と戦うのをやめ、心のなかにそのままスペースを作って共存することを促す心理療法です。同時に、自分が人生において「本当に大切にしたい価値観」を明確にし、それに向かって実際の行動を一歩ずつ起こしていくことに治療の主眼主点を置いています。

この療法では、人間が不安や悲しみ、イライラなどの「嫌な気持ち」や「ネガティブな考え」を必死に消そうとしたり、見ないようにコントロールしようとしたりする心の動きに着目します。そして、「コントロールしようとすればするほど、かえってその感情に心が支配されてしまう」という悪循環を断ち切るため、その苦しみを柔軟に優しく包み込み、観察の姿勢を持って興味深く自分の心を見つめることを大切にしています。

したがって、ACTの目的は「ネガティブな感情や思考を消し去ること」ではなく、不快な引き出しを「抱えながらも、その人にとって本当に大切な、価値ある人生を送ること」です。

小さな気づき

なぜ Little Satori? 

Little Satoriという名前は、私の祖父「さとり」に由来しています。東広島市の小さな町で医師として働き、どんな人にも丁寧に向き合い、深い存在感と温かな思いやりをもってケアをしていた人でした。祖父は社会的な立場や肩書きにとらわれることなく、一人ひとりを温かく扱うことを大切にしていました。その静かな誠実さと優しさは、私がこの仕事を通して受け継いでいきたいと願っているものです。

日本語における「さとり」という言葉は、本来「迷いが完全になくなること、真理に目覚めること」を意味しますが、多くの人にとって、それは僧侶のような特別な存在にだけ訪れるものかもしれません。しかし私たちの日常の中にも、ふとした瞬間に訪れる小さな気づきや、心が少し軽くなるような体験があります。私はそれを「Little Satori(小さなさとり)」と呼んでいます。

私の治療、そして回復の中心にあるのは、こうした穏やかな心のひらき(気づき)が起こるプロセスを支え、その中で安心感と安定をもって歩んでいく事だと考えています。

経歴

私のセラピストとしての仕事は、化学から始まり、臨床、対人関係、そしてトラウマに焦点を当てたケアへと徐々に広がってきた学際的な歩みによって形づくられています。この歩みの一つひとつの段階が、こころの科学と、人が人として生きる経験の両方を理解する私の視点を育んできました。

  • 2008年|University of Rochester

    ロチェスター大学 化学専攻(優等学位)

  • 2008年–2012年|

    National Institutes of Health 国立衛生研究所(NIH)化学研究部門 および

    Uniformed Services University of the Health Sciences 米国軍保健科学大学 PTSD神経科学研究部門にて研究活動

  • 2014年|Weill Cornell Medical College

    ウェイル・コーネル医科大学 薬理学修士

  • 2015年|Pfizer Japan

    ファイザー株式会社(ファイザージャパン) クリニカルサイエンティスト

  • 2018年|Columbia University

    コロンビア大学 ソーシャルワーク修士

  • 2018年 - 2025年|

    外来クリニックとグループプラクティスでの勤務

  • 2025年|Little Satori Psychotherapy, PLLC

    設立・LCSW(認定臨床ソーシャルワーカー)

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